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2018-08-02

『映え壁』DIY!超低コストでインスタ映えする壁画の描き方

チャリダーなのにバンコクの日本人宿ロングラック ゲストハウスのマネージャー(自称)そして、チャリダーなのに自転車の記事を書かないで有名なKazuです。

さて、10周年目を迎えた僕の自転車世界一周の旅。旅の当初はほとんど存在しなかったにもかかわらず、この10年で想像もできないほど劇的に旅の姿を変えてくれたのがスマートホンですよね。『旅にスマホなくても良くね?』と言っていた僕も時代には勝てずようやく2年前にスマホデビューを飾りました。


浦島太郎はじめてのスマホ(サンマリノ共和国にて)

僕も宿では『10年前はな、ネカフェ行っても日本語打てないしな、そもそもWi-Fiなんかな…』なんて会話をよくしてしまいますが、旅行中の絶景や楽しい出会いがあれば、すぐに誰かとシェアしたくなりますよね。わかります。だって使い始めてたら

なにスマホ、めっちゃ便利じゃんw
って驚愕しましたからね。

宿に来ていただけるお客さんも写真共有サイトの画像から『これはどこにありますか?』とビビットな背景を前に楽しそうに映る画面を向けて質問されることも多くなってきました。いわゆる【映えポイント】というやつです。映えないオジさんの僕には映えポイントに全く興味湧きませんでしたが、8割以上のお客さんは“映えニーズ”層なのは事実です。

タイへの旅行が初めての方でも、日本語しか話せなくても、安心して泊まれるバンコクのオアシス“ロングラックゲストハウス”。痒いところに手が届く快適さを目指して日々奮闘しているが、ここに足りないもの…それは紛れもなく映え壁なのだ!

映えないオヤジにはニーズはないけど、
映壁を描けるオヤジにはニーズがあるはずだ!

と、この日から僕の『映え壁』制作がはじまったのです。

①デザインを考えよう。

まずは何を描くかを考えなければなりません。
ネットで様々な画像を見てイメージを膨らませました。今回大事なのはバンコクにあるゲストハウスに描く映え壁であるので、

・タイらしいデザインであること。
・ただの映えだけではなく遊べる絵であること。

この2点に集中して考えてみました。

タイをイメージするもは沢山ありますが、お寺などの宗教的な絵は知識のない人が描くのは好ましくありません。それにネットからのまんまパクリもNGだと考えます。


今回はタイのマスコットキャラクター“ゾウ”をメインに考えてみることにしました。

 


まずはイメージを形にしていきます。
実際に制作する手順や工程・大きさをしっかり考えながら進めるといいと思います。

 


こんな仕上がりになりました!
タイ国旗カラーになったゾウが向かい合い、中央に立てば蝶々の羽になる遊べるデザインにしてみました。

 


ロングラックの名物オーナーゆかりさんと、タイ人オーナー ピジューさんへのプレゼン資料も作ってみました。モデルはお手伝いのダーちゃんです。自分がやりたいイメージと意図をしっかり伝えるのも大切です。オーナーからOKがもらえたらいよいよ制作開始!

 

② 転写

できたデザインを大きな壁に同じように写し描かなければいけません。中学生の時の美術の授業でならったマス目転写の技術を使うことにしました。


まずはじめに、作った原画をプリントアウトし1cmのマス目状に線を引きます。この時に正確に水平垂直に線が引けている事が大事になるので注意してください。

 


次に原画に引いた線を元に壁に描く絵の大きさを決めます。
今回は中央に立てば蝶の羽になるようにしたいので、立つ人の肩の位置(女性優先)から割り出して大きさを算出します。原画に書いたマス目(1cm四方)を何倍したら適切な大きさになるかを測ればいいわけです。壁の高さや肩の位置、文字が入る余白、足元の絵のスタート位置、カメラの引きジリも考慮して大きさを考えていきます。描き始めたら引き返せない作業なので焦らず慎重に考えましょう。僕は大きさを把握するために上部の横位置と左右の縦位置は麻紐を使い位置調整を繰り返しました。

 


今回は1マスを13cmで決定!
原画では1cm四方だったマス目を壁では13cm四方にします。つまりは13倍の大きさとなるわけです。

巻尺で上段の横位置を決めてクラフトテープ(紙製のガムテープ)で囲いを作ります。この時も必ず水平がきていることが重要です。クラフトテープで囲いができたら13cmごとにマークを入れ、そこに縫い糸を張っていきます。縫い糸は低価格で柔軟性もあり、わかりやすい色に選べるので便利でした。

 


糸を張るとこんな感じです。
横糸は左右のマークがきちんんと13cmごとに区切られていないと水平になりませんが、縦糸は糸に簡単な重りをつければ垂直位置が出るので楽チンです。

 


このマス目どおりに原画の絵を壁に転写してゆきます。原画のマス目と壁のマス目には番号をふっているので、1のAはこの形で…1のBはこの形で…とマス目ごとに絵を写し取ってゆく事で、小さな絵でも正確に大きな絵に転写できるというわけです。


転写ができたら縫い糸で張った横糸と縦糸はクラフトテープの囲いの外に逃がします。また後ほど使う物なので片側だけ貼りっぱなしの方が後の作業が楽になりますよ。

③ マスキング


つぎにマスキングテープで転写したライン通りに絵をマスキングします。今回はスタンプ式で着色しようと思うので、この作業は手間ですが重要になります。カーブが難しいところはテープを短く切ってつなぎ合わせながら進めましょう。


下書き通りにマスキングができたら、大きな部分も色が漏れないように無駄紙を張ってゆきます。


これでスタンプの準備が完了。②転写 から③マスキングまでが1日作業でした。

 

④着色(スタンプ方式)


翌朝からいよいよ着色を開始します!
不要なタオルや古着を固く絞って麻紐でくくり、スタンプにしました。まずはタイ国旗のベースカラーとなる青と赤をボンボンスタンプしてゆきます。この時にインクをベチャベチャ付けるよりも、紙皿などでスタンプを馴染ませてからドライ気味にのスタンプを重ねて行った方がグラデーションが作りやすくなります。


今回発注した色はベースカラーの赤と青、それに黄色とラインになる白の4色だけ!

赤+黄色でオレンジ
青+黄色で緑

と色を組み合わせて様々な色を作りました。

赤の中にもピンクやオレンジ、黄色など様々な色を入れていくとグラデーションに深みがましてゆきます。青にも同様に緑や黄色などの要素を組み合わせてスタンプを重ねました。


色を少しはみ出してみたり、エッジ部分に対する色を入れてみたりすると仕上がり時にアクセントになり面白いですよ!


ドライペインティングなのですぐ乾くのが嬉しい。
待ちきれなくて1時間ほど乾燥させたらすぐにマスキング剥がしちゃいましたw


そして現れたゾウのシルエット!
なかなかいい感じですね。


高さもバッチリ!ついついテンション上がっちゃいますw

 

⑤ライン入れ


さーてベースが出来上がったので、いよいよ白でラインを引いていきます。転写で使用した横糸縦糸をまた復活させてマス目を壁に戻します。


ここに、今度はチョークを使って下書きし、白いラインをいれてゆきました。

しかし、ここからが長かった…。。


塗る時に邪魔な横縦糸はテープでズラしながら作業を続けます。こんな時に柔軟な縫い糸で良かったと思うわけです。大きな作品なので、一つのデザインを描き終えたら乾くまで他の部分を描く…を繰り返します。手書き以外にも細く切ったマスキングテープでラインを作っていきました。


一番緊張する目入れ…

この目入れで、この子(ゾウ)達の表情が決まるので目を入れるのはかなり慎重になります。人の目線は物体の目に集中しがちなので、目入れが最も緊張する作業になるわけです。

 


片側がようやく仕上がりました…
ここまでで3日の工程。


もう2日かけて反対側の子も仕上げました。
壁に取り付いて5日目、、そろそろ集中力がもちません。。
雨季だっと言っても暑いのがタイ。。暑さとの戦いでもありました。

 

⑥文字入れ


2頭のゾウが仕上がったので最後の仕上げに文字やロゴを入れていきます。

映えを狙うためには

・特定できる場所名
・検索してほしい#タグ

を入れておくと写真から場所を探しやすくなるので重要です。



インスタっぽいマークも作りました。これは#タグ用ですね。

 


そしてロングラックのロゴも…
(文字って描くの難しいから太さが整う油性ペンで入れましたw)

 

⑦ 完成

作業開始から6日目、いよいよ完成です!!


model:@aki2023
いかがでしょ??
イメージ通りに仕上がったかな??

 

この壁に使用した材料は
・インク4色(赤、青、黄色、白)
・マスキングテープ(25mm×1本)
・クラフトテープ、縫い糸、麻紐(ちょっとだけ)
・古着やいらないタオル(スタンプ用)
・8号の丸筆(50円程度×2本)
・使い捨ての箸、カップ、紙皿など(台所で眠ってたやつ)
くらい。

作業に時間はかかったけど、ペンキ以外は家庭にあるものを使っているので1500円でお釣りがくるほどでできました。低コストでも沢山の方が喜んでくれれば嬉しいですよね!

映え壁が欲しい… 文化祭やイベントで大きな絵を描きたい!そんな場合など参考にしてみてくださいね!

 

てなわけで、僕が描いた映え壁があるバンコクの日本人宿ロングラックゲストハウス情報はこちら…

ロングラックゲストハウス(Long luck guesthouse)
住所:394/1 Trok Ban Phan Thom, Ban Phan Thom,Phra Nakorn Bangkok
TEL:02 077 6964
営業時間:9:00~23:30

⭐ご予約はこちら:ロングラックゲストハウス 予約フォーム

Facebook:https://ja-jp.facebook.com/longluckguesthouse/
Instagram:@longluck_guesthouse
※宿泊のご予約は予約フォームよりお願いします。

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